UMAlert使い方


はじめに

当ソフトウェアは、お気に入りの馬、父・母の産駒、騎手、調教師、生産者、馬主について、出走、調教などの近況更新をデスクトップ画面およびメールで通知します。


利用条件

フリーソフトです。


動作環境

WINDOWS11、WINDOWS10 32bit/64bitで動作確認済み
Jv_Link 4.9.0以降

JRA-VAN DataLabへの加入が必要です。


ダウンロード

こちらからJRA-VAN HPに遷移し、ダウンロードしてください。


インストール方法

JV_LINKを先にインストールしてください。

次にsetup_umalert_X.X.exeを実行してください。
(X.Xはバージョン名)

・「WindowsによってPCが保護されました」が表示される場合
 ⇒当アプリケーションはデジタル署名を行っていないため警告が表示されます。詳細情報から実行ボタンを押してください。


アンインストール方法

スタートメニューの『UMAlert』から『アンインストール』を実行してください。
アプリケーションの情報は『users/[ユーザ名]/AppData/Local/Umalert』フォルダに保存していますので、不要であれば削除してください。


簡単な使い方

スタートメニューの『UMAlert』から『UMAlert』を選択することで起動します。

アプリが起動し、利用規約に同意すると一覧画面が表示されます。

初回起動時は設定画面が開きます。
各自の環境に合わせて任意で設定してください。

次に、メイン画面で上部メニューの『追加』を押下して通知対象追加画面を起動してください。
画面から通知を出力する対象の馬を登録できます。

登録完了後、当アプリケーションはJRA-VANより定期的にデータを取得し、更新があれば通知します。


通知方法

通知があった場合は、画面右下にポップアップを表示します。


また、タスクバーのアイコンが黄色に変わります。

通常時

通知時


ポップアップ、タスクバーのアイコンをクリックすると通知一覧画面が表示されます。

・通知内容をメール送信することも可能です(後述)
※メール通知機能はJRAVAN利用規約の範囲内でご利用ください。


終了方法

当アプリケーションは×ボタンでは終了しません。
タスクバーのアイコンを右クリックして終了を選択してください。


一覧画面

登録馬の一覧表示、各種操作を呼び出すメイン画面です。


登録馬を削除するには、左のチェックボックスにチェックを入れて、削除実行ボタンを押してください。
登録内容を変更したい場合は、いったん削除後、登録し直してください。


通知対象追加画面

馬名以外で登録する場合は、生年を指定することで世代を限定することができます。


登録出来る種類は以下の通りです。

登録種別 通知内容
馬名 登録した馬の情報
父名 父の産駒の情報
母名 母の産駒の情報
※生年を指定した場合は馬名と同様
騎手 騎乗馬の情報
騎手の所属変更
調教師 厩舎の所属馬の情報
馬主 所有馬の情報
生産者 生産馬の情報

外国産馬の父、母名はカタカナではなくアルファベットで入力してください。


通知一覧画面

通知内容の詳細を確認できます。


通知内容、登録種別ごとの通知有無は以下の通りです。

馬名 父名 母名 騎手 調教師 馬主 生産者 通知するタイミング
登録完了 - 馬のJRA登録、再登録時
登録抹消 - 馬のJRA登録抹消時
特別登録 - 特別登録時(日曜)
斤量確定 - ハンデ戦の斤量確定時(月曜)
出走確定 出走確定時(木曜)
馬番確定 馬番確定時(金・土曜)
除外情報 - 出馬投票の除外時(木曜)
出走取消 出走取消時
騎手変更 騎手変更時
競走結果 レースの着順確定時
※地方、海外レース結果は過去10日間のレースのみ
※地方の人物名は旧字で提供されるため、判断できるもののみ
調教時計 - 坂路・ウッドチップ調教時
在厩状況 - JRA施設へ在厩状況変化時
※日付はJRA-VANのデータ更新日で移動日とは限りません。
厩舎変更 馬または騎手の所属変更時
性別変更 - 牡馬⇒セン馬
馬主変更 - 所有馬主変更時
服色変更 - 馬主の服色変更時
※レース当日の変更は未対応


設定画面

アプリケーションの動作に関する各種設定を変更できます。


設定できる内容は以下の通りです。

設定内容 説明
デスクトップにポップアップ通知を表示 ポップアップの表示有無
音を鳴らす、音を変更、音声ファイル 通知時に音を鳴らす。鳴らす場合の音声ファイル
通知の保存期間 通知内容を保存する期間
(期間を長くするとディスク、メモリの消費量が増加します)
通知する内容 有効にした種別のみ通知されます
データ取得タイミング
蓄積系データ
毎日、設定した時刻にJRAVANからデータ取得、通知を実行します
データ取得タイミング
速報系データ
レース日、設定した時間帯、実行間隔でJRAVANからデータ取得、通知を実行します
メールで通知を行う 別掲
Windows起動時にUMAlertを起動する スタートアップに当アプリケーションのショートカットを登録します
起動時に一覧画面を表示する 無効にした場合はタスクバーのアイコンのみ表示されます
起動時にアプリの更新をチェックする アプリケーションの最新版があれば通知します
TARGETからを取得する TARGET frontier JVのデータから、初回の登録馬情報やチェック馬を取得します。
有効にしなくても通知は可能ですが、対象馬の馬情報が取得出来ていないと通知できない情報があるため、初回の通知が遅れる場合があります


メール通知について

メールで通知を行う際は送信用のメールアカウントが必要です。

設定内容 説明
SMTPサーバ、ポート 送信用メールアカウントのSMTPサーバ
送信元ユーザ 送信用メールアカウント
パスワード 送信用メールアカウントのパスワード。
2段階認証を有効にしているアカウントはアプリパスワードを設定してください。
送信先アドレス 送信先メールアドレス
メール件名 通知メールの件名となります

・SMTPサーバについて
 設定内容については各メールサービスを参照してください。
 例:
  Gmail  Gmail SMTP サーバーを使用してメールを送信する
  Microsoft  Outlook.com の POP、IMAP、および SMTP の設定
ポートはSSL、TLSに対応しています。
設定後は接続テスト、テストメール送信ボタンでご確認ください。

・アプリパスワードについて
 2段階認証プロセスに対応していないアプリ専用に発行するパスワードです。
 発行方法については各メールサービスを参照してください。
 例:
  Gmail  アプリ パスワードでログインする
  Microsoft  2 段階認証をサポートしていないアプリでのアプリ パスワードの使用


トラブルシューティング

・通知されない。
 ⇒JRA-VANのデータ提供前ではありませんか?
  当アプリケーションは設定したデータ更新タイミングでデータを取得します。
  更新タイミングにJRA-VANよりデータが提供されていない場合は通知されません。
  少し待った後、メイン画面から手動更新を押してみてください。

・一部の馬だけ通知されない。
 ⇒馬名が間違っていないでしょうか?
  JRAのHP、TargetFrontierJVに登録されている馬名で登録してください。
  外国産馬の父、母名にカタカナを入力していませんか?
  馬名以外を指定した場合はTargetFrontierJVの正式名称と同じ値を設定してください。

 ⇒馬名以外で登録した場合は、調教時計等の情報提供が遅れます。
  (登録後、関連する馬の情報がJRAVANから連携されてからになります)
  初回から通知を送りたい場合は『TARGETから初期データを取得する』を有効にしてください。

 ⇒以下のような情報変更には対応していません。このような変更があった場合は通知対象を登録し直してください。
  馬、騎手、馬主、調教師、生産者の名称変更

・エラーが出て起動しなくなった。
 ⇒データ保存フォルダを確認してください。
  アプリケーションのデータは『uers/[ユーザ名]/AppData/Local/Umalert』フォルダに保存されます。
  該当パスが書き込み可能であることを確認してください。

 ⇒設定ファイル、登録馬ファイルが壊れている可能性があります。
  前回実行時の設定ファイルが『users/[ユーザ名]/AppData/Local/Umalert』フォルダに
  horselist.tsv_prev、setting.dat_prevのファイル名で保存されていますので、
  それぞれ、horselist.tsv、setting.datに上書きして起動してみてください。

 ⇒それでも起動しない場合は、以下のフォルダを削除してください。
  users/[ユーザ名]/AppData/Local/Umalert/data
  users/[ユーザ名]/AppData/Local/Umalert/fuku



更新履歴

・2023/03/01 ver1.0 正式版リリース
・2023/04/01 ver1.1 メール通知機能追加
・2023/08/01 ver2.0 JV-Data新仕様(2023/08〜)に対応
・2023/08/14 ver2.1 不具合修正
・2024/03/23 ver2.2 Target連携機能を新仕様に対応。一部動作改善

利用規約

・当アプリケーションはフリーソフトですが、著作権は製作者であるukki-softに帰属します。
・当アプリケーションをリバースエンジニアリング、逆コンパイル、または逆アセンブルすることはできません。
・当アプリケーションを利用することによって損害が発生した場合も作者は一切責任を負い兼ねます。

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